こんにちは。
エアガンに光学機器を載せたいけど、何を選択すればよいかわからない・・・そんなサバゲー初心者さんに向けてダットサイト(ドットサイト)の種類や使用方法などを解説していきたいと思います。
光学機器の選択肢はダットサイトのほかにスコープも有りますが、スコープとダットサイトは運用方法が違うので、その点を踏まえて解説していきます。
どちらを使えばいいのか迷っている・・・というサバゲーマーさんにも読んでもらえたらと思います!
- ダットサイトの機能について
- ダットサイトとスコープの機能を比較してみる
- サバゲーでダットサイトを採用する基準
- メジャー&お手頃なダットサイトを紹介します!
- おわりに~使い方は簡単、ダットサイトを使ってみよう!~
ダットサイトの機能について
まずはダットサイトの機能について解説していきたいと思います。
ダットサイト(ドットサイト)はその名の通り、サイト内に点を表示させそれをターゲットに合わせて射撃する・・・というとても単純な機能を提供する光学機器です。
ダットの形状は基本は ・ の形ですが、物によっては ◎ や + のタイプもあります。
倍率に関してはドットサイトの場合は等倍(倍率無し)になります。
本体形状は様々なものがありますが、メジャーなところではT1型やCOMP M2型など大まかにカテゴライズして呼称するパターンが多いです。
これに関しては後の項目で紹介していくので、ざっくり覚えておくと便利かもしれません!
作動時ですが、ダットサイトは電子機器なので基本的には使用時にバッテリー(電池)が必要となります。
この点は注意が必要ですね。
ダットサイトとスコープの機能を比較してみる
冒頭にも書きましたが、ダットサイトとスコープという選択肢があり、どちらを選べばいいのか・・・
と悩んでしまうサバゲー初心者さんも多いかと思います。
それぞれの使い方を簡単に分けると
- ターゲットに素早く狙いをつけるのがダットサイト
- 離れた相手に精密に狙いをつけるのがスコープ
くらいの感度で考えてください。
そのため、スコープとダットサイトで悩んだ場合は
- 遠くの相手を肉眼で目視できるか
- 普段参加するフィールドの交戦距離が近いか遠いか
- ブッシュなどに潜む相手の索敵を重視するか
- エアガンの重量増をどの程度まで考慮するか
あたりで検討すると良いかと思います。
スコープに関しては前回記事で解説しているので、参考にしてみてください!
サバゲーにスコープはいらないのか・・・? - カラカラの初心者向けサバゲー入門
サバゲーでダットサイトを採用する基準
前項まででダットサイトの機能や、スコープとの機能比較をしてみました。
ダットサイトってなんだ?という方でもなんとなく"・"を相手に合わせて撃てばよい、というのは伝わったかなと思います。
その上で、ダットサイトを採用する場合の基準を私なりに考えてみました。
基本的に交戦距離が近い場合はダットサイトを選択すると間違いがないでしょう。
ダットサイトは重量が軽いものが多く、スコープと違いサイティング時に覗き込む必要が無いので近接戦でも扱いやすいです。
遠くのものが近くに見える・・・という明確な売りがあるスコープと比べるとダットサイトは地味に感じるかもしれませんが、相手に狙いをつけるという行動だけで見ればダットサイトのほうが圧倒的に使いやすいです。
サイト内に表示される"・"を相手に向けるだけですからね!
それから取り付け後には必ず調整を行うことが大事です!
私はサバゲーに行ったときは、ホップ調整をした/しないに関わらず朝に必ずサイトの調整を行うようにしています。
こちらのつぼみアームズのブログを参考にして調整すると良いと思います。
参考図が多く、わかりやすいと思います!
ドットサイト・ライフルスコープ(光学サイト)のトラブルシューティング | つぼみアームズBLOG
メジャー&お手頃なダットサイトを紹介します!
大体の説明が終わったところで、メジャーな商品やお手頃価格のもの、私が使用しているものなど紹介していきたいと思います。
形状別にまとめていくので、~タイプというのを覚えておくと類似商品を探しやすかったりするので便利ですね。
①エイムポイント MicroT1タイプ ダットサイト
小型ダットサイトの一大派閥ともいえるタイプですね。
サイズが小さく重量も軽く、エアガンに搭載しても重量的なハンデがほとんどありません。
小型ですが調整ダイヤルなどの操作にも支障がなく"迷ったらT1"と決めてしまっても良いくらいですね。
①-①ベクターオプティクス マーベリックGen3
定番となってきているベクターオプティクスのT1タイプですね。
私も初代を所持しています!
価格は1万円程度で、安価なものと比較するとやや高いと感じますが性能的には申し分ないです。
下手に安価なものを購入するとハズレを掴まされる可能性も有るので、初めからこのあたりの商品を購入してしまうのが正解なのかもしれません。
①-②エボリューションギア マイクロT1 レプリカ
レプリカ光学メーカー?エボリューションギアのT1ですね。
上のものに比べると刻印などがレプリカタイプになるので、Aimpointのロゴが入っているほうが良いなどの場合はこちらを選択するのが良いと思います。
価格も同程度で性能的にも申し分なさそうです。
私もメーカー違いの同型商品を所持していますが、問題なく使えています。
※中国生産のため、おそらくメーカーが違うだけで同じ工場で製造していると思われます
ただ商品説明にも書いてあるのですが、調整ダイヤルが非常に硬いため、調整時にはペンチなどが必要になる場合があるので注意が必要ですね。
私は専用のダイヤル回しを作りました!
見た目も性能も悪くないので個人的にはおすすめですね。
①-➂AERITH BLACK T1タイプ ダットサイト
中国生産のサイト類を輸入販売しているAERITH BLACKのT1ですね。
これのメリットは"安価で割と使える"という部分ですね。
4000円クリアのダットサイトは博打になる可能性が高いのですが、検品したものを販売しているようでレンズも比較的透明で、ダットの光量も使える範囲に収まっています。
安価ゆえに見た目、マウントが独自な部分を除けばダットサイトの使用感を知るには良いかと思います!
実際に購入、レビューしているので読んでみてください!
①-④NovelArms SURE HIT T2
これは少し形状が違うT2になりますね。
価格が2万円程度になり、上で紹介しているものと比較すると高いですね。
私は現在これをメインで使用しているのですが、
- レンズが非常に綺麗
- ダットの光量も十分
- ソーラーパネルがしっかりしていてほぼ電池不要
と高いレベルでまとまっています。
駆動にボタン電池とソーラーパネルが使用できるようになっているので、万が一電池を忘れてしまっても日中であれば問題なく動かすことができます。
購入してからしばらくたちますが、1度も電池を入れたことがありません笑
価格を除けばT1(T2)型ではこれが個人的な一番のおすすめですね!
①-⑤実物系T1
最後に実物系ですね。
ユーザーも多い、ホロサンやシグなど、25000円程度に価格が集中していますね。
私も実のRomeo5を持っていますが仕上がりがとても良く、格好いいですね。
ただレプリカの質も上がってきているので、"そのメーカーにこだわりたい"や"絶対ハズレを買いたくない"などの理由が無ければレプリカのほうがおすすめできますね。
②イオテック ホロサイト タイプ ダットサイト
こちらもT1に並んで有名ですね。
実物は名前の通りにホログラフでサイトを表示させていますが、レプリカではそれに似せたダットをLEDで表示させています。
要は見た目を似せたダットサイトです!
昔からホロ型ダットサイトは発売されていますが、非常にハズレが多い印象です。
レンズの反射が強すぎて前が見えない、レンズが暗すぎて前が見えない・・・でダットサイトとしての機能を満たせないパターンですね。
独特の形状が格好良く人気もあると思いますが、ややおすすめしにくいアイテムではあります。
使い勝手としてはレンズが四角で面積が大きいので、視界が広く感じます。
またダットもサークル型で大きいので視認しやすく、総合的にみて使いやすいです。
いくつか紹介しようと思ったのですが、前述のとおり当たり外れが大きいので、私が購入して確認した物だけ紹介したいと思います。
エボリューションギアのEXPS3タイプですね。
レンズが若干暗い、やや光量が低いという難点を抱えていますが日中でもギリギリ使えるレベルを維持しています。
ただ価格が15000円程度するので、T1など他のダットサイトと比較した場合の優位性はあまりない・・・というか劣るというのが正直なところですね。
ホロ型に関しては"どうしてもこの形がいいんだ!"という理由が無ければ、購入の第一候補からは外すのが無難でしょうか。
格好良いですけどね(大事)
もう手放してしまったのですが、機能の似たところでUH-1型も所持していました。
こちらの方がレンズやレティクルなどのバランスが良く使いやすい気もします。
ただEXPS3と比較すると大柄で重たいですね。
そのあたりが許容できれば選択肢に入れて良いと思います。
➂(オープン)マイクロ ダットサイト
ハンドガンなどにも取り付け可能なサイズのダットサイトですね。
特徴としては小型でとにかく軽量です。
銃の種類によってはリアサイトの代わりに、直接ダットサイトを載せることもできます。
また小型ではありますが、ライフルやSMGなどに取り付けても問題ありません。
光学機器をつけたいけど、あまり大きなものは好みではない・・・という場合にも良いと思います。
見た目的にはやや劣りますが、マルイのマイクロプロサイトがコスパに優れていそうですね。
レンズがポリカーボネイトで出来ているので、万が一の被弾時にも破損する可能性がかなり低いと思います。
ライフル搭載時にそのままだと低すぎる、となった場合はこのようなハイマウントを使用するのがおすすめです。
搭載位置が低すぎると、構えた時に顔の位置を全体的にさげるなどしなくてはならないため、狙いをつけるまでにやや時間がかかってしまいます。
ハイマウントにしておくと、M4系であればストックを肩にあてた段階で大体目の高さにサイトがくるかなと思います。
T1系はこういったマウントもありますね。
レプリカの種類によってはネジ穴が合わず、取り付けられない場合があるので注意が必要です。
④マグニファイア(ブースター)
最後にマグニファイアですね。
ブースターとも呼ばれています。
ダットサイト(ドットサイト)は通常は等倍なのですが、マグニファイアを使用すると簡易的なスコープになります。
マグニファイアは固定倍率(3倍くらい)の、望遠鏡をイメージしてください。
ダットもレティクルも何もなく、単体ではサイトとしての機能を持っていません。
これをダットサイトと組み合わせることによって、倍率のあるダットサイトとし運用できます。
デメリットとしては
- 重たい
- アイレリーフが短く、覗きこまないと見えない
- T1やホロサイトなどを基準に作られているため、高さが合わないものもある
というのがあります。
デメリットはありますが、基本的には倍率はいらないが、いざというときには欲しい・・・という要求には答えることができます。
私も所持していますが、つけたりつけなかったり・・・という感じですね。
おわりに~使い方は簡単、ダットサイトを使ってみよう!~
ダットサイト(ドットサイト)はスコープと比べると安価な商品が多く、また距離を選ばず使用できるのでサバゲー初心者さんからベテランまで幅広く使用できると思います。
また基本的に重量が軽く、選べる形状の種類も多いです。
小型のものから大型なものまで、自分が使いやすいと思ったものを選ぶと良いと思います。
現状はT1型が多いので、これを基準として
- もう少し軽いほうが良い⇒小型オープンダットサイト
- もっとレンズ径が大きいほうが良い⇒ホロ型、チューブ型ダットサイト
のように選んでいくと良いと思います。
好みのものがあれば購入して、あとは"・"をターゲットに合わせて撃つだけ!
ダットサイト、是非検討してみてください!
他にもサバゲー初心者さん向けの記事や、千葉のフィールドレビューなど作成しています。
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